自分自身と向き合う

― アートを通して「自分の人生」を生きる力を育てます ―

今の社会では、大人である私たち自身が、「いろいろなことができなければならない」「時代に取り残されてはいけない」という強いプレッシャーの中で働いています。

その不安や焦りが、知らず知らずのうちに子どもたちにも伝わり、「将来のために、今からたくさんの習い事をさせなければ」「役に立つ人間にならなければ」
という思いにつながっていることも少なくありません。

しかし、将来の世界は誰にも正確には予測できません。
変化が激しく、不確実で、正解が一つではない今の時代 において大切なのは、
「決められた未来に自分を当てはめる力」ではなく、
自分自身で問いを立て、未来をつくっていく力です。

フィンの探究の学習は、
「世間が求める誰か」になることを目指すのではなく、

  1. 未来を創ることそのものを楽しむこと
  2. 他人の人生ではなく、自分の人生を生きること
  3. 自分を深く知り、自分だからこそ地球や社会に役立てる強みを探すこと

を大切にしています。

アート作品制作が「探究」になる理由

フィンでは、アート作品の制作を探究の中心に据えています。
アートは、上手・下手や正解を教わるものではありません。

  • 何をつくりたいのか
  • なぜそれをつくりたいのか
  • うまくいかない時にどうするのか
  • 自分は何にワクワクし、何に違和感を持つのか

こうした問いに、自分自身で向き合い続けるプロセスそのものが探究です。

「教わる」から「創る」へ。「正解を当てる」から「問いを持つ」へ。

作品づくりを通して子どもたちは、
不安を抱えながらも、試行錯誤し、考え、表現し、
「自分で決めて、自分でつくる喜び」を体験していきます。

不安があっていい。進んでいい。

未来のことは誰にもわかりません。
だからこそフィンでは、
「不安があっても考え続ける力」
「わからない中で一歩踏み出す力」

を育てることを大切にしています。

探究の学習とは、
将来の正解を先に用意することではなく、
自分自身の人生を、自分の感覚と問いを頼りに切り拓いていく力を育てることです。

フィンは、アートという入り口から、
子ども一人ひとりが「自分として生きる」ための探究を続けていく場所です。

探究の学習 まとめ

フィンの探究は、アートから始まります。
自分自身と向き合い、作品を創る中で、「教わる」から「創る」へ、「正解を当てる」から「問いを持つ」へと学びを転換し、豊かな想像力と創造力を育みます。

しかし、その力は作品をつくるためだけのものではありません。 朝学習で取り組む「地球探究」では、気候変動、エネルギー、食料、生物多様性など、地球規模の課題について学び、「自分ならどう解決するか」を考え、行動する力を育てます。
アート探究で培った「まだない未来を思い描く力」は、やがて社会の課題を解決する企画や事業を生み出す力へとつながります。

フィンが目指すのは、子どもたち一人ひとりが、持続可能な社会を実現する企業や、地球課題を解決する会社を自ら創り出せるような志と実践力を育むことです。
未来を変えるのは、正解を知っている人ではなく、新しい問いを生み出し、誰かのため、そして地球のために挑戦し続ける人です。
フィンは、そんな未来の創り手を育てます。